小倉医療センターは小倉南区モノレール北方駅より徒歩10分に位置しています。旧陸軍病院から移管されたため、その敷地は広大で、開放感が一杯です。病床数は400床で特色ある診療科をセンター化し、各診療科の枠を超えた連携により垣根のない診療が行われています。成育医療センター、肝臓病センター、消化器病センター、精神神経センターです。高い紹介率を保持すると共に、救急医療の充実も積極的に進め、プライマリーケアの修得に最適な医療機関です。2008年秋には念願であった8階建ての新病棟が完成予定で、研修、労働に対する快適な空間が用意されています。
産婦人科は国立病院への移管時より設置され、地域の野戦病院的性格を持ち、来るものは拒まずの精神で一次から三次までの全ての患者様を受け入れてまいりました。現在は産婦人科医師数の減少から全てへの対処は困難ですが、この精神は今も受け継がれていると思っています。日々の仕事はかなりハードで、昼食もやっと3時から4時頃にとれる状態です。しかしながら、この環境を支えているのは医員のチームワーク、および仕事と遊びに対する頭と体の切り替えであると思っていますし、これが、当院の最大の特色であるといっても過言ではないでしょう。
具体的な診療内容について触れてみますと、現在産婦人科の医師数は5名です。この他に、子育てのために大病院での研修を一時中断していたS女性医師が時々(今では毎日になっていますが)来院し診療に参加しています。また、他院の産婦人科医師であるY医師も週2回程度、当院に新聞と医学雑誌を見に訪れ、この時に急患や分娩があった時などは気軽に手伝ってもらっています。さらに前期臨床研修医が5施設から派遣され、その時々には大人数で活気に満ちています。
周産期センターでは年間280例の分娩を行なっています。ほとんどがリスクのある分娩であり、一例一例が貴重な症例となっています。婦人科病棟は三分の二が癌患者様で占められ、手術、化学療法、放射線、緩和医療といった集学的な医療の修得ができる環境です。手術は年間530例が行われていますが、手術枠が許されるかぎり腹腔鏡手術も取り入れ技術の向上に努めています。
先にも述べましたが、忙しい病院です。その分きっと充実感を味わって頂けるものと信じています。
国立病院機構小倉医療センター 公式Webサイト
http://www.kokura-hp.jp/