当院は北九州地区の基幹病院としてJR小倉駅からモノレールで2分の都心に位置します。小児科には県の指定を受けた総合周産期母子医療センターとしての新生児部門および一般小児部門を有し、様々な分野の疾患を対象として診療をしています。また、当センターでは小児外科、脳神経外科、心臓血管外科、耳鼻咽喉科、整形外科、皮膚科などの小児関連科との緊密な連携により内科系外科系ほとんどの小児疾患に対応可能です。さらに、感染症法2類疾患対応の感染症病棟があり、北九州地区の感染症センターとしても活躍しています。
新生児部門では、平成18年の1000g未満超低出生体重児の入院数22名、人工換気症例数74名、新生児外科症例数25名と多岐にわたる症例を経験できます。また、当センター独自に救急車を所有しており、院外出生症例の搬送も行っています。一般小児部門では、新生児部門出身のハイリスク児の対応や近隣の開業小児科や隣接する市立夜間・休日急患センターからの紹介患者24時間受け入れ体制で診療を行っています。また、循環器疾患、内分泌・代謝疾患、神経疾患、心身症、血液・免疫疾患などの慢性疾患の診療にも力を入れています。おそらく、当院での小児科後期研修が終了した時点では小児科専門医試験に必要な各分野の症例数は十分に確保できているでしょう。さらに、経験した貴重な症例の理解を深め新たな知見を見つける事を目指した定例症例検討会あるいは学会発表などにも積極的に取り組んでいます。当センター小児科に興味のある方はいつでもご連絡下さい。是非、一緒に小児医療の将来について語り合いましょう。
北九州市立医療センター 公式Webサイト
http://www.city.kitakyushu.jp/page/hospital/center/