2017.3.2 第358号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



改正道路交通法の施行について
ご承知のとおり、昨今の高齢者による自動車運転事故の増加に対する対応の一環として、改正道路交通法が3月12日より施行されます。
医師に関係する部分では75歳以上のドライバーによる運転免許証の更新時や一定の違反をした時に行われる認知機能検査において、「認知症のおそれあり」とされた際に、医師の診断が必要となります。
日本医師会では「かかりつけ医向け認知症高齢者の運転免許更新に関する診断書作成の手引き」を作成中で、また本会におきましても制度の概要や診断書の記載方法等を内容とした「研修会」を企画中であり、詳細につきましては内容が決定しだい、ご案内する予定です。


第2回主治医意見書記載研修会(再案内)
介護保険における主治医意見書は、要介護認定を審査判定する基になり、介護サービスケアプラン作成時の資料としても大変重要な役割を担っています。
本研修会では、産業医科大学 リハビリテーション医学講座 教授 佐伯 覚 先生をお招きし、脳卒中を起因とした身体機能障害を中心に、主治医意見書作成時に是非押さえていただきたいポイントを、実際に介護認定審査会委員として判定に携わられているご経験を踏まえて、分かりやすく御講演いただきますので、新規開業及びこれまで受講されたことの無い先生など、主治医意見書の記載の有無や診療科を問わず、多数ご出席くださいます様ご案内申し上げます。
また、主治医意見書やケアプランの作成、実際に患者のケアに関わっている貴院スタッフ等(看護師、PT、OT、MSWなど)多数お誘いあわせくださる様よろしくお願い致します。
尚、準備の都合上、先般ご案内を致しました2月17日付会員通知第1777号をご利用いただくか、または@医療機関名 A連絡先 B参加人数を記入した用紙により、FAXにてお申込み願います。(FAX番号:513−3816)

※日 時:平成29年3月9日(木)午後7時〜
※場 所:小倉医師会館 5F講堂(小倉北区中島1丁目19−17)
※内 容:1.「 要介護認定と主治医意見書について 」
北九州市保健福祉局 介護保険課認定審査係
2.「 主治医意見書記載のポイント〜脳卒中による身体機能障害を中心に〜 」
産業医科大学 リハビリテーション医学講座 教授 佐伯 覚