2014.12.6 第329号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



新たな難病医療費助成制度および新たな小児慢性特定疾病医療費助成制度に伴う「指定医療機関」並びに「指定医」の申請について
すでに文書等で通知しておりますが、来年1月1日から“新たな難病医療費助成制度”および“新たな小児慢性特定疾病医療費助成制度”が実施されます。
新制度では、新たに「指定医療機関」並びに「指定医」の申請手続きが必要となります。
【指定医療機関および指定医の申請をしなければ難病患者(小児慢性特定疾病含む)の治療および診断書の作成はできません】
それぞれの制度に該当する難病患者の治療のみを行う医療機関は「指定医療機関」の申請を行い、診断書(支給認定申請時)を作成する医師は「指定医」の申請手続きを行います。
※「指定医療機関」の医師が治療のみを行う場合、「指定医」の申請は必要ありません。
※指定医が作成する“診断書”とは、難病は「臨床調査個人票」、小児慢性特定疾病は「医療意見書」となります。

申請書類の提出先は、次の通りです。

1)“新たな難病医療費助成制度”
  「福岡県保健医療介護部健康増進課疾病対策係」へ提出して下さい。
2)“新たな小児慢性特定疾病医療費助成制度”
  「北九州市子ども家庭局子ども家庭部子育て支援課母子保健係」へ提出して下さい。ただし、勤務先が複数あり、それぞれの勤務先で診断書を作成する医師は、勤務先の所在地を管轄する自治体へ「指定医」の申請が必要です。
(例:福岡市と北九州市の医療機関で勤務→福岡市と北九州市の2ヶ所へ「指定医」の申請書を提出する)
尚、様式は、県内統一されておりますが、県外については異なるところもありますので各自治体へお問い合わせ下さい。

申請書類や手続きに関するお問い合せは、下記へご連絡されるかホームページをご参照願います。
1)“新たな難病医療費助成制度”
  「福岡県保健医療介護部 健康増進課 疾病対策係」
   〒812-8577 福岡市博多区東公園7番7号 пD(092)643-3267
2)“新たな小児慢性特定疾病医療費助成制度”
  「北九州市子ども家庭局子ども家庭部 子育て支援課 母子保健係」
   〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号 пD582-2410


かかりつけ医認知症対応力向上研修(ご案内)
「かかりつけ医」に必要な認知症の診断や患者・家族を支える知識・方法の習得を目的に標記講座を下記内容にて開催致します。
本年度はカリキュラムの内容が見直されておりますので、新規開業及び受講されたことがない先生はもちろんのこと、これまで受講された先生方におかれましても、是非ご出席くださいますようご案内申し上げます。
尚、資料準備等の関係上、参加ご希望の方は、「医療機関名」、「医師名」、「医師会名」を明記の上、FAX(513−3816)で北九州市医師会宛てお申し込みください。

※日 時:平成26年12月6日(土) 午後2時〜午後4時30分
※場 所:八幡西生涯学習総合センター 八幡西区黒崎3丁目15−3 コムシティ3階
※対 象:医師(診療科目は問いません
※内 容:
カリキュラム講  師
「かかりつけ医の役割」編かかりつけ医の役割、早期発見・早期対応
の意義など
平尾台病院
院長 長森 健
「診断と治療」編認知症の診断基準、治療と
ケアのポイントなど
八幡大蔵病院
福原 香織
「連携と制度」編連携の意義と実際、若年性認知症の
特徴・現状など
合馬内科クリニック
院長 合馬 紘
※単位等:日医生涯教育講座2.5単位(CC:5,13,15,19,29)指定研修会 ※その他:「認知症対応かかりつけ医プレート」及び「修了証書」を後日交付致します。


北九州ブロック医師会生涯教育講座(ご案内)
今年度の標記講座は『 地域包括ケアシステム 』をテーマに開催致します。
現在、厚生労働省では、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に地域の包括的な支援・サービス提供体制「地域包括ケアシステム」の構築を推進しています。
その取り組みには多職種連携の仕組み作りや在宅医療の推進など様々なものがあり、今後の高齢者医療の在り方にも大きく影響するものと考えられます。
本講演では、国・市行政における地域包括ケアシステム構築のための取り組みについて北九州市保健福祉局保健医療課 佐野 課長 から説明いただき、在宅医療推進事業の取り組みや地域包括ケアシステム構築における今後の課題点などについて、本会高齢社会対策担当 手島 久文 理事からお話し致しますので、医師をはじめ、医療・介護関係者など多数お誘いあわせのうえ、ご参加くださいます様ご案内申し上げます。

※日 時:平成26年12月11日(木) 午後7時〜午後8時30分
※場 所:市立商工貿易会館 2階 小倉北区古船場町1−35
※講 演:
1.「地域における医療と介護の総合的な確保について」
        北九州市保健福祉局保健医療課 課長 佐野 耕作
2.「地域包括ケアシステム構築への今後の課題点について」
       北九州市医師会 高齢社会対策担当 理事 手島 久文
※主 催:福岡県医師会、北九州ブロック医師会