2012.11.6 第300号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



生活保護指定医療機関へのお知らせ
生活保護法による医療扶助に係る「医療要否意見書」の『診療見込期間』を記入される際の留意事項についてお知らせ致します。
医療機関の診断による診療見込期間が例えば1年以上である場合でも、医療要否意見書については、一度に記入できる診療見込期間が最大6ヶ月までとなっています。6ヶ月を過ぎた後も医療が必要であると見込まれる場合は、改めて医療要否意見書にご記入いただくこととなりますので、ご協力をお願い致します。
医療要否意見書に記入される際は、以上の点にご留意下さいます様よろしくお願い致します。


第1回かかりつけ医認知症対応力向上研修の開催について
今般、「かかりつけ医」が適切な認知症医療や患者・家族を支える知識、関係機関との連携方法を習得するための研修を開催致しますので、診療科を問わず、多数ご出席くださいます様、ご案内申し上げます。
尚、資料等準備の関係上、参加ご希望の方は、「医療機関名」「医師名」「所属する地区医師会名」を明記の上、事前にFAX(513−3816)にて北九州市医師会宛、お申し込みください。
*日 時:平成24年11月17日(土)午後3時〜午後6時
*場 所:総合保健福祉センター 2階講堂〔小倉北区馬借1-7-1〕
   ※公共の交通機関または近隣の駐車場をご利用の上、お越し下さい。
*対 象: 医師のみ( 診療科目は問いません )
*内 容:
カリキュラム講師
「基礎知識」編かかりつけ医の役割、認知症の診断基準など平尾台病院 院長 長森 健
「診   断」編認知症初期の発見のポイントなど産業医科大学若松病院
神経内科 診療教授 魚住武則
「治療とケア」編認知症治療とケアの原則などごとうクリニック 院長 後藤博茂
「連   携」編医療と介護の連携の重要性など木村医院 院長 木村喜男
*単位等:日医生涯教育講座3単位(CC:5,12,13,15,19,29)
【北九州市医師会介護保険かかりつけ医】【福岡県医師会新かかりつけ医】制度の指定研修会
*その他:
@「認知症対応かかりつけ医プレート」及び「修了証書」を後日交付致します。
A本年度2回目の研修を2月に予定しております。


短信
日本医師会は医療機関に対する指導に関して、様々な問題が生じていることから、今回の改造野田内閣により、厚生労働副大臣に就任をした櫻井充参議院議員(宮城県選挙区選出・現役の心療内科医師)に対して、申し入れを行いました。
主な内容は「個別指導は数値目標ありきではないこと(年間○○件実施する等)」「医療が高度化する中、高点数を理由にすることは実態にそぐわないため、類型区分の見直しを含めた選定方法を見直すこと」など。これに対し櫻井副大臣からは「個別指導は真に問題のある医療機関を指導する仕組みに改めるべきだ」との回答を得ました。