2012.4.21 第289号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



北九州市国保 特定健診(CKD予防連携システム)について
北九州市よりCKD予防連携システムについて協力依頼がありました。
現在、CKDにおいて、二次医療機関(腎臓専門医)受診の際に予約等を入れずに直接来院する患者が多く、二次医療機関での受入れが困難になっております。
ご紹介をされるとき、または、経過観察中の患者へ、二次機関にかかられる際は必ず予約を行ったうえで受診するよう、ご指導くださいますようご協力をお願い致します。


一般名による処方せんが増加
今回の診療報酬改定において、「一般名処方加算(処方せんの交付1回につき2点)」が新設されたことに伴い、これまでに比べ、一般名処方を含む処方せんが全国的に2割ほど増加しています。特に、大手調剤チェーンが全国422店舗を対象に行った調査によると、診療所を中心として約25.3%に一般名が含まれていることが分かりました。
これに伴い、普通錠と徐放錠双方の製剤がある場合など、記載されている一般名処方からだけでは銘柄が特定できないような場合があったり、勘違いなどから間違いやすい類似医薬品名を誤って記載してしまうトラブルも発生しているので、ご注意ください。

≪間違いやすい組み合わせ例≫
アモバン(睡眠障害改善剤)とアモリン(ペニシリン)、アルマール(高血圧等治療薬)とアマリール(血糖降下剤)、グリミクロン(血糖降下剤)とグリチロン(アレルギー剤)、テオドール(気管支拡張剤)とテグレトール(てんかん治療剤)、ノルバスク(高血圧等治療剤)とノルバデックス(抗乳癌剤)、チラーヂン(甲状腺機能低下症剤)とチウラジール(甲状腺機能亢進剤)、ジゴキシン(強心配糖体製剤)とジギトキシン(強心剤)