2011.1.21 第270号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



福岡県医学会総会が開催される 1月30日(日)
1月30日(日)に福岡県医師会館で福岡県医学会総会が開催されます。
この総会は福岡県の会員並びに医療関係者が一堂に会し、一致団結する機会として開催されており、今回が第3回目となります。
特に今回は原中日医会長の講演が予定されており、日医の考え、方針、今後の医療政策等を聞く絶好の機会でありますので、医師のみでなく、医療従事者等も可能ですので、多数ご参加下さいますよう、ご案内致します。
主な内容は、午前11時よりの開会、挨拶に引き続き、次のような内容となっています。
 ・福岡県医学会賞の表彰および受賞者講演(11:15)
 ・次期学会長挨拶 産業医科大学医学部長 辻 貞俊(12:05)
 ・ポスターセッション テーマ「地域医療に役立つ最新の医療」(12:10〜13:10 昼食中)
  《昼 食》
 ・シンポジウム(13:30〜15:40 ※各20分)
   1)「TR―大学病院の真の実力」
     九州大学大学院医学研究院臨床医学部門呼吸器内科学分野教授 中西 洋一
   2)「冠動脈疾患治療の現状と問題点:日常診療の意義を考える」
     久留米大学医学部附属病院循環器病センター教授 上野 高史
   3)「術中ICG蛍光血管撮影・血管内治療・神経内視鏡を応用した脳卒中外科の最先端」
     福岡大学医学部脳神経外科学教授 井上 亨
   4)「脳卒中リハビリテーションと地域連携」
     産業医科大学医学部リハビリテーション医学教授 蜂須賀 研二
   5)「世代を超えて繋がる小児生活習慣病―小児科開業医に何が出来るか―」
     福岡県小児科医会/青木内科循環器科小児科クリニック 青木 真智子
           ―総合討論(30分)―   《休 憩》
 ・特別講演「国家予算と医療費―現在と未来―」(15:50〜16:50)
       講師:日本医師会会長 原中 勝征 座長:福岡県医師会会長 松田 峻一良
 ・ポスター優秀賞表彰
 ・閉 会(17:00)

参加希望の方は本会宛ご連絡下さい。TEL 513−3811


日医の会員数が戦後初の減少11年度研修医から加入促進策
日医が年に1回まとめている会員数調査によると、2010年12月1日現在の会員数は16万5841人で、前年に比べて42人減少した。同調査で日医の会員数が減少に転じるのは正確な数字が残る戦後の混乱期以降、初めて。日医の今村聡常任理事は、「いろいろな要因が想定される」とした上で「診療所が減少傾向にある。事業承継の難しさや高齢化などが影響した可能性もある」と分析した。会員数増に向けては、研修医に対して会員向けサービスの一部を無償で提供していく方針を明らかにした。
一方、勤務医の会員数は過去最多となり、医賠責未加入の勤務医の「B会員」は4万1536人(25.0%)で553人の増、医賠責未加入の研修医の「C会員」は672人(0.4%)で588人の減少となった。A2会員(B)とB会員を合わせた勤務医の会員数は7万9650人(48.0%)で過去最多となった。 都道府県別の会員数を見ると、増加したのは鹿児島(56人増)、埼玉(51人増)、神奈川(44人増)、広島(28人増)、徳島(27人増)、福岡(25人増)などだった。


インフルエンザ 沖縄の定点25.90 ― 全国的に増加 ―
国立感染症研究所によると、1月3〜9日のインフルエンザ定点当たり報告数は5.06で前週(2.30)より大幅に増加した。患者報告数は2万4841人となった。定点当たり報告数を都道府県別で見ると、沖縄の25.90が最も多く、福岡の11.53、佐賀の11.41、長崎の9.29、宮城の9.15、鹿児島の7.41、宮崎の7.25、千葉の6.60と続き、北海道を除いた全ての都府県で増加した。