2010.12.6 第268号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



インフルエンザワクチン接種における副反応報告について
インフルエンザワクチン接種後の副反応報告において、死亡事例が報告されています。本死亡事例は、80歳代の心疾患を有する方が、アナフィラキシーショックによる死亡とされていますが、症状発現直前に抗生物質を服用しており、ワクチンによるものか、抗生物質によるものか等は不明とのことです。今後、専門家による検討を速やかに行い、ワクチン接種の安全性を評価する予定となっています。
尚、副反応報告については、「新型インフルエンザ予防接種後副反応報告書」を用い、受託医療機関から厚生労働省に直接ご報告いただくこととなっておりますが、福岡県においても速やかに県内の情報を収集するため、居住区の各区役所生活支援課にも、国への報告と同時にFAXでご報告いただきます様よろしくお願い致します。


平成22年度医師等調査の届出にご協力を
本年は2年に1度実施される、医師法他、関係法令の規定による医師等調査の届出の実施の年となっています。この調査は医師等の業務の種別、従事場所等による分布を明らかにし、厚生労働行政の基礎資料を得るための重要な調査です。届出票の提出にご協力をお願い致します。
尚、各地区医師会より届出票が配布されます。記入済みの届出票は各地区医師会へご提出下さい。


2010年度補正予算が成立
円高・デフレに対応する緊急総合経済対策を柱とする2010年度補正予算が成立しました。厚生労働省関係では、地域医療再生基金の拡充や、子宮頸がんとHib(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌のワクチン接種への公費助成などが盛り込まれています。


日本医学会総会への事前登録を
平成23年4月8日(金)〜10日(日)東京国際フォーラム・東京ビッグサイト等にて開催されます。事前登録されますと、当日登録3万円が2万5千円で登録されます。事前登録期間は、平成23年1月31日(月)までとなっています。日本医学会への事前登録にご協力お願いします。