2009.9.21 第246号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



◆◆◆保険委員会だより◆◆◆

診療報酬請求において、会員より査定に対する質問が委員会に寄せられています。わかる範囲内を委員会で検討してお知らせ致しますが、委員会は審査会ではありませんので、ご参考としてお目通し下さい。

*湿布薬を投与される場合は、内服薬の処方日数とのバランスにご留意ください。
(例)バランスを欠いたケース
  痛み止め用内服薬7日間と湿布薬50枚 など
*パーキンソン病及びパーキンソン症候群では、薬剤の適用が異なるため処方できない薬剤があります。再度、“薬価事典”で適用を確認し、用法用量を守って処方ください。
(例)ビ・シフロール、レキップ、ペルマックス、カバサール等
 ⇒パーキンソン病のみ
   メネシット、ドパストン、マドパー、ドパゾール等
 ⇒パーキンソン病・パーキンソン症候群
 また、エフピー、コムタン等については、レボドパ含有製剤との併用が必要です。




◆◆◆新型インフルエンザ流行時における急患センター出務の増員について◆◆◆

先般、新型インフルエンザ流行時における急患センター出務の増員につきましてご協力をお願いしましたところ、47名の先生方より(9月17日現在)出務に協力のご回答をいただきました。感謝申し上げます。
本市における新型インフルエンザの流行期間を約8週間位と仮定して、先生方の出務回数は夜間・休日急患センター(馬借)内科の1人当りの出務回数は約0.5回、小児科で0.6回、第2夜間・休日急患センター(市立八幡)の1人当りの出務回数は土曜の準夜で約0.5回、日曜・祝日昼間で約1.3回、準夜で約1.1回と見込まれます。
ご多忙な先生ばかりですので、出務調整が困難な事もあろうかと思います。多くの先生方のご協力が得られることによって、先生方のご負担が軽減されると思います。今後もしばらく出務にご協力いただける先生を受け付けさせていただきたいと思います。本会宛FAX(513-3816)にて連絡表を送付していただきますようよろしくお願い申し上げます。
尚、第2夜間・休日急患センター(市立八幡)での9月の連休につきましては、行政側で出務医を確保できましたことをご報告致します。

ご不明の点は北九州市医師会(513-3811) 田中・川原まで




◆◆◆新型インフルエンザに関する情報提供について◆◆◆

先般、北九医発第703号(H21.9.10)で「新型インフルエンザに係る学校の臨時休業の取り扱いについて」を通知致しましたが、一部補足させて頂きますので、下記の点もご留意願います。
3.出席停止について
1)出席停止の対象者
  患者とする。
(インフルエンザ様症状を呈している者のうち簡易迅速検査の結果、インフルエンザA型陽性と判定された者)

       ↓

※補足
また、簡易迅速検査の結果、A型陰性およびB型陰性、さらに簡易迅速診断キット不使用の場合においても、医師が臨床症状などからインフルエンザ感染を疑い、かつ地域において新型のインフルエンザが流行していることが明らかな場合は、出席停止の対象者とする。




◆◆◆地域医療・介護保険サービス従事者研修会の開催について(ご案内)◆◆◆

今般、北九州市医師会では、『排泄ケア』をテーマに、「地域医療・介護保険サービス従事者研修会」を開催致しますので、医師・看護師のみならず、介護サービス従事者等、多数、ご出席下さいます様ご案内申し上げます。
尚、先般郵送にて開催案内を送付させて頂きましたが、都合により講師が変更となりましたので、お知らせ致します。

*日時:平成21年9月26日(土)午後4時〜
*場所:小倉医師会館 5階講堂<公共の交通機関をご利用の上、ご来場ください。>
*内容:
 1.排泄相談窓口について
   (変更前)福祉用具プラザ北九州 排泄ケア主任相談員 調 八千代
   (変更後)福祉用具プラザ北九州 排泄ケア主任相談員 嶋田 文子
 2.介護施設における排尿ケアの実態と問題点
   北九州古賀病院グループ排泄管理指導室 室長 岩坪 暎二

※参加ご希望の方は、施設名・人数をご記入の上、FAX(513−3816)にて当会宛てお申し込みください。