2009.2.21 第236号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



◆◆日本脳炎ワクチンについて◆◆

日本脳炎ワクチンにつきましては、(財)化血研による「日本脳炎ワクチン“化血研”N」の供給が、ロット番号61K0(最終有効年月日:本年5月22日)をもって終了するとの連絡が入っております。今後は、(財)阪大微研と(社)北里研究所の日本脳炎ワクチン(マウス由来)のみとなる状況です。しかし、2社による供給量については、検定の関係もあり不透明な状態です。
一方、組織培養による新型日本脳炎ワクチンの供給については、(財)阪大微研が申請中であり《早ければ今春》と言われていますが、現段階では確定しておりません。また、(財)化血研による組織培養日本脳炎ワクチンの供給は《1.5〜2年先》との情報です。
以上のような事情から、来年度は従来の日本脳炎ワクチン推奨時期である6月〜7月を前倒しし、3月〜5月も接種推奨時期にしたいと考えております。この時期であれば、(財)化血研製造の日本脳炎ワクチン(マウス由来)の使用が可能になるからであります。
尚、(財)化血研の日本脳炎ワクチンの最終有効年月日が本年5月22日である事に充分ご留意下さい。