2007.9.6 第213号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



◆◆◆ 「病院・診療所における麻薬管理マニュアル」について ◆◆◆

「病院・診療所における麻薬管理マニュアル」については、昨年12月、在宅医療推進の一環から医療用麻薬が適切かつ円滑に提供される体制を整備することを目的として大幅な見直しが行われましたが、立入検査等において医療関係者にあまり知られていなかったことから、今般県薬務課より周知の依頼がありましたのでご留意ください。
同マニュアルについては、本会ホームページの「医師・医療関係の皆様へ」⇒「保健・医療」よりご覧いただけます。




◆◆◆ 市立病院勤務時代の年金記録について ◆◆◆

社会保険庁による数々の不祥事が発覚して以降、年金加入記録が間違っていないかを確認するため、同庁に電話やインターネットを通して照会するケースが急増していますが、その中で以前に市立病院に勤務しており、現在、開業あるいは民間病院に勤務を変更した医師や看護師の方々から、「市立病院に勤務していた時代の記録だけがない」といった不安を訴える声が本会にも寄せられております。
これは公務員の年金が社会保険庁での管理とは別に行われているためで、北九州市の場合、各市立病院に勤務していた時代の年金は『北九州市職員共済組合』(電話:582−2224)で一元管理されておりますので、ご不明な点や自身・従業員の市立病院時代の年金加入記録を確認したい場合は、電話で照会を行えば回答をいただけます。
現在、すべての年金を一本化する議論が行われておりますが、少なくとも現時点では給付を受ける際、別々の手続きが必要となりますし、いわゆる25年ルールの問題もありますので、勤務期間の長短に関わらず、公務員時代の年金記録も合わせて確認されることをお勧め致します。




◆◆◆ 「医業経営講演会」の開催について ◆◆◆

今年度第2回目の「医業経営講演会」を下記のとおり開催致します。
尚、参加の申し込みにつきましては、後日「申込書」を含む詳細なご案内を郵送致しますのでその折にお申し込みください。
「第2回北九州市医師会医業経営講演会」
 ※日時 平成19年10月18日(木)19時〜
 ※会場 小倉医師会館(小倉北区中島1丁目19番17号 電話:551−3181)
 ※内容 講師:山田&パートナーズ医療事業部 税理士 鈴木克己 先生
*演題1「医療法の改正に伴う医療法人の定款変更への対応について」
講演要旨⇒ 4月施行の医療法改正により、各医療法人は監事の職務や事業報告書の作成等、法に則って定款を変更し、来年3月末までに県に届出を行い、認可を受けなければなりません。
今次の定款変更には役員体制や財産管理等、大幅な見直しを伴うものも多いことから、こうした点を分かりやすく解説します。
*演題2「医業承継のコツ〜医業承継における問題点と事前にできる工夫〜」
講演要旨⇒ 病医院の財産を後継者に承継し、健全な経営を持続させるために、それぞれの特徴や問題点を理解し、前もって対応しておかなければならないこととは何か?
医業承継をお考えの方、また将来に備え、前もって検討しておきたい方を対象に、医業承継に必要な知識や事前に工夫できる方法を分かりやすく紹介します。