2007.3.21 第206号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



◆◆◆ ご注意ください ◆◆◆

3月19日(月)午前8時50分頃、若松区のI歯科医院に男が侵入し、現金約1万3,000円を奪って逃走するという事件が発生致しました。
事件の概要は、診療前に従業員が清掃をするなどしていたため、受付周辺が手薄になっていたことから、男が受付内に侵入をして物色し、現金の入った封筒を持ち逃げしようとしたが、女性従業員に見つかったため、女性を突き飛ばしたところ、封筒から現金がこぼれ落ちたので、その中から約1万3,000円をわしづかんで逃走したというもの。
犯人はまだ捕まっておらず、また女性従業員は顔に軽いけがを負った。
医療機関の場合、始業前や昼休みは清掃や準備のために受付周辺が手薄になりがちであるうえ、犯人からすれは堂々と患者を装って、待合室までは入って来れるという防犯上の問題があることから、現金や重要書類はもとより、医薬品(麻薬・劇薬・睡眠薬等)などが被害にあわないよう、受付での早朝・昼休み当番を決めたり、受付や診察室へのドアを診療開始まで施錠するなど、今回の事件の教訓を従事者にも徹底させ、防犯対策を講じられるようお願い致します。




◆◆◆ 第44回北九州ブロック看護生涯教育研修会について ◆◆◆

北九州ブロック医師会では、18年度第2回目の研修会として「第44回看護生涯教育研修会」を開催致します。
救急患者への対応は、日常業務において避けて通ることの出来ない問題であり、特に医師の不在時また在院時においても切迫した患者と最初に接する受付・看護師等、医療従事者には一定の知識と技術が求められております。
今回の講演では日常業務において、しばしば遭遇する救急疾患に対し、一次救急としての適切な対応や正確な処置方法等、実務的な内容について、分かりやすく解説をいただくことと致しております。
講師は市民ニーズの高い救急医療への対応について、救急医療の現場で日々ご活躍をされております九州厚生年金病院救急センター勤務の村上貴子看護師をお迎えし、開催致します。
看護師をはじめ、医師・医療従事者等多数ご参加いただきますようご案内申し上げます。
尚、本研修会は事前申込を原則とさせていただきますが、参加申込書は3月末〜4月初旬頃にあらためて会員医療機関等へ郵送致しますので、参加ご希望の方は申込書に「参加希望人数」「所属医療機関名」等をご明記の上、FAXにてお申し込みくださいますようお願い致します。
※第44回北九州ブロック看護生涯教育研修会
 *日 時:平成19年4月10日(火)午後7時〜8時30分
 *会 場:リーガロイヤルホテル小倉 4階 ロイヤルホール
 *内 容:「日常診療における救急事例の対処の仕方」
 *講 師:九州厚生年金病院救急センター看護師 村上貴子
 *参加費:500円(但し、看護学生は免除)